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NPB12球団から石川県高等学校野球連盟へ使用済みボールの贈呈について

2024(令和6)年1月1日に発生した能登半島地震において、特に被害の大きかった石川県高等学校野球連盟が、一般社団法人日本野球機構(NPB)12球団ならびにNPBエンタープライズから使用済みボールの贈呈を受けましたのでお知らせします。

5月10日時点で、12球団ならびにNPBとNPBエンタープライズ(本年3月に開催した日本代表×欧州代表の壮行試合などで使用したボール)から、合計3,130ダース(3万7560個)の使用済ボールの提供を受けました。

各球団から石川県高野連への輸送費は日本高等学校野球連盟が負担し、第150回北信越地区高等学校野球石川県大会(令和6年春季)中に順次加盟校へ配布しました。

地震発生後、日本高野連は石川県高野連を通じて加盟校の被害状況把握に努めたところ、校舎の損壊やグラウンドの隆起、また野球用具不足が発生していました。

当連盟とNPBが連絡を取り合い、窮状を少しでも軽減できないかと話し合う中で、野球用具の中でも、プレイをするうえでなくてはならず、必要な数も多いボールを石川県の加盟校に贈ることで合意し、NPBから12球団へ協力依頼をしました。

なお、2006(平成18)年より、NPB12球団からキャンプや練習で使用したボールの提供を受け、全国の加盟校へ配布しています。

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