皆さん、甲子園大会出場、おめでとうございます。
さて、春から金属バットの反発力を少し抑えました。
これは、大会の試合球ですが、ボールの方の反発は変えていません。
4メートルの高さから大理石の上に自然落下させて
1.4メートルくらいの高さまで反発するものを使用しています。
先月、審判委員の方々が、反発テストをしてくれました。
一球一球、愛情込めて確かめてくれました。
180ダース、2160個、用意しています。
この白球を大事にしてください。
一つ一つのプレーを大事にしてください。
パリオリンピックで多くの日本人選手が、「やっぱり諦めないでよかった」、「続けていてよかった」と言っていました。
皆さんも、苦しいこともあったでしょうが、諦めませんでした。
都道府県大会でも諦めずに勝ち進みました。
この甲子園大会でも諦めずに、
この白球とともに、皆さんの実力を大いに発揮してください。
皆さんの活躍を楽しみにしています。
頑張ろう!
(令和6年8月7日 日本高等学校野球連盟 会長 寶 馨)
(朝日新聞社提供)