高校生と子どもたちが野球あそびでふれあい

一般社団法人日本野球機構(NPB)と公益財団法人日本高等学校野球連盟(日本高野連)が、未就学児等への野球の普及振興事業を連携、協力して実施する「キッズファーストアクション~みらいへのキャッチボール プロジェクト~」の〝プレーボール〟事業となる「キッズファーストアクションin東京ドーム」を11月16日、東京ドームで開催しました。
この日は幼稚園児ら約250人の未就学児が東京ドームに集まりました。東京都高野連に加盟する桜美林、関東一、錦城学園、国士館、小山台、新宿、東海大菅生、日大三、明大八王子高の9校の約360人の高校生が講師となり、8カ所に分かれて、子どもたちと一緒に野球あそびを行いました。また、NPBの読売、横浜DeNA、埼玉西武、千葉ロッテの4球団のアカデミー講師らも参加し、野球のルールを簡素化した幼児向けのゲーム(BTボール)を仕切るなど、幼児と高校生のボールあそびでのふれあいを補助していました。

参加した幼児からは笑顔があふれ、近所のお兄さん、お姉さんのように子どもたちと接した高校生たちにとっても、貴重な体験活動の時間となりました。
この日のイベントには22県の高野連関係者やNPB8球団の関係者も視察・見学に訪れました。今後、この活動が全国に広がっていくことへの手ごたえを感じた一日となりました。
このプロジェクトでは、日本高野連の加盟校が幼稚園等を訪問し、子どもたちに野球の楽しさを伝えていくことを支援しています。野球の普及振興のみならず、幼児と高校生の健全な成長を促すことも目指しており、未来を担う人材育成にもつながるよう、この活動を広めていきます。