U-18日本代表候補選手強化合宿が4月3日から3日間、奈良県内で行われ、選抜大会最終日に発表された代表候補選手42人中、38人が参加しました。4名は春季大会やコンディション不良のため参加できませんでした。

初日は午後からシートノックや投内連携、フリー打撃などを行い、夕食後は宿舎で「スポーツマンシップについて」の講義の後、チームミーティングを行いました。
2日目は午前、午後に紅白戦を実施。午前は右投手、午後は左投手がそれぞれ1イニングの表、裏を投げました。夜は「アンチ・ドーピングについて」の講義を聴きました。
最終日の3日目は午前中、フリー打撃の後、一塁到達タイムを計測するなどしました。
選手たちは3日間、それぞれの持ち味を発揮しながら、思い切ってプレーしていました。
U-18日本代表の小倉全由監督は「選手たちの顔が変わってきて、いい合宿でした。一緒に練習しながら、もっとやらないといけないという気持ちになってくれていると思います。合宿での経験が選手たちを大きく伸ばしてくれると期待しています」と話しました。

今回の強化合宿は今年9月、沖縄県で開かれる第32回 WBSC U-18ベースボールワールドカップ(W杯)に向け、チーム力向上と候補選手の強化を目的に行われました。
参加する選手は、都道府県高等学校野球連盟から推薦された選手と日本代表スタッフが推薦する選手、センバツ出場選手の中から、日本高野連技術・振興委員(正木陽委員長)が選考しました。
今後、春季大会や地方大会を含めた全国選手権大会などを視察したうえで、8月に高校日本代表選手20名を決定し、直前合宿を経て10年ぶりの国内開催となるU-18W杯に臨みます。
